努力

今日、りんりんから電話がかかってきた。

かかってくるのはいつものことなんだけど、
なんか今日は話すのがしんどかった。



基本的にぁたしは自分でなんかしんどいとか思ってるときは誰とも話がしたくない人。
外ヅラだけは辛うじて保持しようと頑張ってはいるけど。
最近特に酷くて、家族とすらほとんど会話が成り立たない状況。

家の家族はパパン以外話したがりだから会えば何かしら言ってくるんだけど、
「へぇ」「ふーん」「はぁ」くらいの返事しかしないという酷い人間。
申し訳ないとは思うけどこれが精一杯のときもある。



りんりんは忙しい中でもぁたしに電話をかけてくれて、
ぁたしの声を聞くだけでも癒される、って言ってくれる。

そんな気持ちを無下にはできないんだけど、
自分がしんどいのが勝って結局は会話が成立しない。
今日なんか耳まで聞こえなくなって言葉が全然聞き取れなくなった。

ぁたしが聞き取れなくて苛苛しはじめたのをりんが察して、
『今日はもう電話切ろうか』って言ってくれた。

「今日はしんどい、ほんとにごめん」って言って切った。

なんかどうしようもなく情けなくて苛苛した。



ちょっと時間が経って、りんからまた電話がかかってきた。

りんはぁたしのことを愛してるって言ってくれた。
人間ぢゃけ、しんどいときもあるから無理するな、と。

なんか余計に自分が情けなくて涙が出た。

自分がしんどいだけで人に優しくできない自分が嫌だし、
毎日遅くまで仕事してぁたしなんかよりもずっとずっとしんどいのに、
こんなぁたしに優しくしてくれるりんに申し訳ない気がした。






本当にぁたしはいい彼女ではないと思う。

大して可愛いわけぢゃないし、
何かに秀でてるわけでもない。
愛嬌もないしほんとに駄目な女だと思う。

でもそんなぁたしを、
りんは最高だって言ってくれて、
全部愛してるって言ってくれた。

本当に本当に幸せだと思う。



ぁたしはりんを大切にしたい。
もっともっと頑張りたい。
りんにもっと好きになってほしい。

ぁたしはりんのことが大好きだから。



もっともっと、
やれるところまでやらなきゃ。

きっとそれが努力ということ。

頑張らなきゃ。